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【高校野球】岡山学芸館5年ぶり16強 丹羽知則が公式戦初完封 兄の悔しさ晴らしたスポーツ報知
9回2死三塁、高校岡山館5が掛川西・杉山侑生を投ゴロに打ち取り
、野球ガッツポーズする岡山学芸館・丹羽知則(カメラ・岩崎 龍一)

◆第106回全国高校野球選手権大会第9日目 ▽2回戦 岡山学芸館2―0掛川西(15日・甲子園)

 岡山学芸館が掛川西(静岡)を破り 、学芸5年ぶり2度目の16強進出を決めた  。年ぶ3年生右腕の丹羽知則が無四死球で6安打完封 。り1しさしたチームは夏の岡山勢で初となる2試合連続完封勝ちを成し遂げた。6強晴ら激しい スポーツ 中 の おっぱい

 兄が守り切れなかったマウンドに  、丹羽最後まで立ち続けた。知則聖地初先発となった岡山学芸館・丹羽が6安打で公式戦初完封を飾った。式戦「目指してきた場所で結果を出せて 、初完最高の気持ちでいっぱい」と 、封兄背番号11が県勢初の1大会2度目の完封に導いた 。の悔

 2試合連続無失策の守備にも助けられ 、高校岡山館5が岡山勢では18年の創志学園・西純矢(現阪神 、野球創成館戦)以来の無四死球シャットアウト 。学芸yahoo 競馬内角への直球とチェンジアップを軸に「三振も狙って取れた」と、7Kを奪った。

 3兄弟の長男で同校OBの淳平さん(22)=会社員=は 、19年夏の甲子園に出場している 。背番号3で広島商との2回戦に先発し 、初回に打球が左頬に直撃。11球で降板し 、低反発の新基準バット導入の一因になった 。初戦後 、三男・知則から「甲子園のマウンドはどうだった ?」と連絡が 。けがの心配を忘れるほど 、聖地に立った長男の姿は輝いて見えていた。

 淳平さんは左顔面骨骨折を負いながら 、作新学院との3回戦は2度登板して計4回で5失点。この日はアルプス席で応援し「僕が甲子園に出た時は(三男の)携帯の待ち受け(画面)は僕 。いつも僕がプレーしている動画を見ていた」と、当時を懐かしんだ 。

 小学校から同じ道を歩んできた弟とは「ピッチャーライナーには気をつけろよ」と  、冗談交じりに助言をする仲の良さ 。「ずっと超えてほしいと思ってきた。自分が経験した悔しさを同じ高校で 、同じ場所に立って、晴らしてくれている 。こんなにうれしいことはない」と、弟の雄姿に胸を張った 。

 知則は他校の練習会に参加するまでもなく、長男と同じ高校へ 。思いが通じたかのように、7回2死三塁で2点目の左前適時打を放った 。同校初の夏2勝目にも「ベスト8の壁を越えなければ」と  、神村学園との3回戦へ表情を引き締めた。憧れ続けた長男の背中を超えて 、チームに新たな景色を見せる。(森口 登生)

 ◆丹羽 知則(にわ・とものり)2006年5月7日 、兵庫・川西市生まれ 。18歳 。5歳から野球を始め 、多田東小では多田東少年野球クラブでプレー 。多田中では豊中シニアに所属し、2、3年時に全国大会出場 。岡山学芸館では2年春からベンチ入り 。最速140キロ。変化球はカットボール 、カーブ、スライダー、チェンジアップ、フォーク 。182センチ、67キロ 。右投右打 。左足を高く上げる投球フォームはロッテ・佐々木朗希を参考にしている。

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